暑い季節になると子供の水分補給が心配というママも多いと思います。
ですが、親の心配とは裏腹に子供は水分をとらない子もたくさんいます。
水分をとらないと熱中症や脱水症状などの危険もあります。
ですが、無理に水分をとらせても習慣にはなりにくいんですよね。
今回は小学生で水分を取りたがらない子に水分補給を促す方法をご紹介します。
子供が水分をとらない、飲まない理由
暑い時期に子供に水筒を持たせても全然飲まずに帰宅。
そんなことが多いと熱中症や脱水症状が気になりますよね。
ただ、子供も走り回って汗をかいたりすれば、さすがに本能的に水分を取りたがります。
子供が水分をとらない、飲まない理由を考えてみます。
そもそも運動をあまりしていない
小学校へ行っても体育がなかったり、元から運動をあまりしない子は摂取すべき水分も少ないので自然と水を飲まなくなります。
代謝が低く、汗をかきにくいお子さんは水が飲みたくならないのは自然です。
でも、親としては暑い時は少しでも水分補給して欲しいですよね。
実は水分補給している
学校のみんなが水道水を飲む場合は、水筒の水のことを忘れて水道水で水分補給をしてる場合もあります。
活発で走りまわる子で水筒の水が減ってない場合は友達と水道水など別の手段で水分補給してることもあります。
この場合は仲の良い子のママに水分補給をちゃんとしてるか確認してみましょう。
実は水筒が嫌い
小学生くらいになると持ち物にも好き嫌いが出てきます。
幼稚園の頃は気にしなかった水筒のデザインや使い勝手が嫌いで人前に出さない、そんなパターンもあります。
では、水分を取りたくなるように促すにはどんなことができるでしょうか?
水を飲まない時は水筒を替えてあげる
水筒を子供の好きなものに変えてあげるだけで水分を積極的に摂るようになる場合があります。
水筒を選ぶ際は子供が好きなデザイン、イラストが描いてあるものを選ぶのがポイントです。
親としてはずっと使えるシンプルなものを選びがちですが、子供にとって好きな水筒だとランドセルやカバンから出したくなります。
自分が気に入っていれば、周りのみんなに見せたくなるので取り出す機会も増えるんです。
そこまで行けば、自然と蓋を開けて水分を摂るようになりますよ。
ですが、水筒を変えても飲まないという子もいます。
薄めたスポーツドリンクやハイポトニック飲料で
とにかく水分を摂らなくて心配という方は水筒の中身を少し変えてみるのもオススメです。
普通の水だと全然飲まないけど、少しだけ甘いスポーツドリンクなら喜んで飲むという子も多いですね。
スポーツドリンクはアイソトニック飲料と呼ばれ、人間の体液に含まれる成分と近いものでできています。
スポーツドリンクにはナトリウムが含まれていて運動や熱中症対策にも有効だと言われています。
ただ、市販のスポーツドリンクは糖分がとても多いので薄めることが重要です。
大量に飲み続けると今度は糖尿病の危険も出てくるんですね。
ですので、一般的に売っているスポーツドリンクを3倍くらいに薄めてあげましょう。
あらかじめ体に吸収されやすいスポーツドリンクを薄めたものを販売されています。
それがハイポトニック飲料です。
ハイポトニック飲料はスポーツドリンクの糖分を薄め、運動時でも体に吸収されやすいように調整された飲料です。
糖分少なめなので、味は薄いですが子供の虫歯を考えると普通のスポーツドリンクよりはマシですね。
甘いジュースは大量に飲むものではないので、なるべく水に近いものを飲ませてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
水筒やその中身をちょっと変えるだけで、子供は進んで水分補給してくれるようになるかもしれませんので、心配なママは是非やってみてくださいね。
最後までお読みいただき有難うございました。