梅雨の時期に布団で寝ると体がかゆくなる、朝起きると鼻水が止まらない、そんな経験をしたことありませんか?
実はその痒みや鼻炎の原因はダニかもしれません。特に梅雨の時期にその症状が強くなる方はチェックしてください。
お子さんがいて朝に咳き込むことが多い場合は、実はダニが原因という可能性もあります。
梅雨の時期に大繁殖するしぶといダニには、ダニがつきにくい布団を選びましょう!
ダニが付いてしまった場合も撃退して快適に眠れる環境を作りましょう!
梅雨のダニがかゆみや鼻炎の原因に?
梅雨の時期になると湿度が上がり、ダニは大繁殖の時期を迎えます。
繁殖する時期は6月に卵を産み8月にかけて300倍ぐらいに増えてるんです。
想像するだけで気持ち悪いですよね。
さらにダニは高温多湿の環境を好むので、カーペットやソファなど家中で繁殖するんです。
その中でもダニが最も繁殖しやすいのが布団。。。
布団は汗をかいたりして湿度が上がり、ダニにとっては楽園に。
さらに布団は皮膚と直接接触する時間が長いので、布団に入ると痒い、咳が出るといったアレルギー症状が出る方も多いんですね。
年中、咳が止まらないとか風邪のような症状が出るという方や鼻炎が治らないというのも実はダニが原因だったということがあります。
ダニやハウスダストといったアレルギー症状を緩和しないと寝るのも嫌になってしまいます。
ダニやハウスダストがつきにくい布団もありますので、ぜひ利用しましょう!
ダニがつかない布団の選び方
一般的な布団は綿、ポリエステル、羽毛あたりが多いです。
以前、我が家でも羽毛のものを使っていて子供がアレルギー気味だったので、咳き込みんでしまっていました。
アレルギー検査をしたところハウスダスト(ダニ)が出てしまって急いで布団を買いに行ったんです。
そこでお勧めされたのが化学繊維のものでした。
ポリエステルやウレタンを使用したものはあまりダニが好きな環境ではなく、ダニがつきにくいとのこと。
さらにダニが通過できないぐらいの密度で作られた高密度織りの布団も人気があります。
アトピーなどがある場合は有効な対策になりますね。
さらに丸洗いできるものを選んで定期的に洗うのも効果的です。
実はダニが最も好むのがベッドのマットレスです。
簡単に変えられるものではないので防ダニのカバーなどを使うといいでしょう。
布団の選び方で注意したいのが、家族で一緒に寝ている場合は全員の布団を変える必要があるということです。
つい子供の布団だけ、痒くなる人の布団だけと考えがちですが、布団を伝ってダニが移動してしまうので家族全員の布団を変えましょう!
シーツやカバーで防ダニも有効ですので、下記より使った方の感想などもご確認ください。
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布団の効果的な掃除、乾燥でダニを撃退!
布団についたダニは生命力が強く一般的な洗濯方法では落ちません。
水洗いできる布団選びもお勧めしましたが、完全ではありません。
それと、よく天気のいい日に布団を干してバンバン叩くのを想像しますが、ダニには効果がありません。
むしろ表面にダニが浮いて皮膚に付着しやすくなってしまうこともあります。
干すだけだとダニが布団の中に入り込んでしまうんですね。
そこでダニの弱点ですが、それは50℃以上の熱です。
ダニは高温の中では生きられませんので、できれば60度くらいの高温で全滅させたいところですね。
60度というと天日干しにしてもそんな温度にはなりませんよね。
そこでオススメなのが大きな乾燥機や布団乾燥機、アイロンなどです。
家庭用の乾燥機だと布団が入りきらないことも多いので、オススメはコインランドリーの大きな乾燥機です。
80度以上の熱を出すのでダニは全滅です。
ただ、コインランドリーの乾燥機の熱でダニは全滅するかもしれませんが、いろんな人が使うので気になる方もいますよね。
王道の布団乾燥機もオススメです。温度が高くなるものを選んで使いましょう。
全体的に熱を行き届かせるために何度か乾燥機をかけます。
アイロンもスチームアイロンの蒸気を当てればダニは一瞬で撃退できます。
時間はかかるもののかなりの高温になるので効果的!
アイロンのスチームは使える素材の布団であるかどうか確認してから使ってください。
それとスチームを当てた後は湿ってしまうので、その際には干してOKです!
まとめ
梅雨の時期に体がかゆいとか鼻炎がひどくなるという方はダニを疑ってみるのも一つの手です。
お子様がアレルギーやアトピーを持っている方も布団を変えて駆除をすればグッスリ眠れるようになるかもしれません。
睡眠は生活の中で多くの時間を費やしますので、可能な限り快適にしたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。