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一本締めの間違いとは?一丁締め、三本締めなどを正しく使い分けよう

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手締め

一本締め、一丁締め、三本締めなどは、日本ならではの習わしです。

宴会やお祝いの席などでおこなわれる習わしなのですが、意外に正しく理解している方はそう多くありません。

それどころか間違って理解している方のほうが多いのです。

日本ならではの習わしだからこそ、それぞれを正しく使い分けていきましょう。


一本締めの間違いは世に浸透している

忘年会の宴会といったシーンでは、一本締めをすることが多くなります。

たいていの場合、一本締めというと「では、一本締めをおこないたいと思います。お手を拝借!」といった掛け声の後に「いよーおっ」と言い、パン!と手拍子をすることを思い浮かべるのではないでしょうか。

実際に、そうしてきたという方も多いかと思います。

実は、これは一本締めではありません。

正しい一本締めというのは、「いよーおっ」という声の後に「パパパン パパパン パパパン パン」と手拍子をして、「ありがとうございました」と最後に拍手をして終わるものを言うのです。

正しい一本締めを知らずに間違った認識で一本締めをおこなっている方も多いですし、はっきり言って今は間違った認識を持っている方のほうが多くなっています。

言葉が間違った意味で使われて本来の意味を失ってしまうというのはよくあることなのですが、一本締めでもまさにそういうことが起こっているのです。

ただ、正しい一本締めを知っている方にしてみれば、間違ったやり方で一本締めをしている方というのは世間知らずに見えてしまうでしょう。

そういった印象が仕事での出世や人間関係を左右することもありますので、一本締めをする機会が多い方は特に注意しておきたいものです。

一本締めと間違いやすい一丁締めとは?

一本締めと混同されているのが一丁締めというものです。

一文字違いですので、見た目にも混同しやすいものです。

一本締めというのは先でもお話ししましたが「いよーおっ」という声の後に「パパパン パパパン パパパン パン」と手拍子をして、「ありがとうございました」と最後に拍手をして終わるものを指します。

一方で、一丁締めというのは、「いよーおっ」という声の後にパン!と1回手拍子をするものを指します。

つまり、多くの方が一本締めだと思っているものが本来であれば、一丁締めなのです。

一丁締めというのはかなり簡略化されたものになりますので、フォーマルな場所では使われません。


そのため、悪気がなくとも一本締めと一丁締めを混同してしまうと、失礼になってしまいます。

一丁締めと一本締めが混同されるようになったのは、関東での呼び方によるものだと言われています。

というのも、一丁締めのことを「関東一本締め」と呼ぶこともあるのです。

この呼び方によって一丁締めと一本締めを混同してしまう方が多くなってしまったのです。

そもそも一本締めと一丁締めに違いがあることにすら気づいていないという方もいるでしょう。

ただ、一本締めと一丁締めはまったくの別物ですのでその点はしっかりと理解しておきましょう。

一本締めも含めて三本締めなども正しく使い分けよう

一本締め、一丁締め、三本締めといったものを手締めと呼びます。

日本ならではの習わし、風習なのですが、正しく使い分けることができている方というのはどんどん少なくなっていきます。

一本締めと一丁締めについては先でご説明しましたが、この手締めの中でもっとも正式なものは三本締めというものになります。

一本締めも一丁締めも三本締めの略式なのです。

肝心の三本締めのやり方についてですが、「いよーおっ」という掛け声の後に「パパパン パパパン パパパン パン」と手拍子をして、続けて「よっ!」という掛け声の後に「パパパン パパパン パパパン パン」と手拍子をします。

さらに、「もう一丁!」といった掛け声の後に「パパパン パパパン パパパン パン」と3回繰り返すのが三本締めになります。

なぜ3回するのかというと、主催者、来賓や来客、その会そのものや出席できなかった方全員のためにおこなうのです。

全員へ礼を尽くすための手締めが三本締めなのです。

三本締めは正式な手締めになりますので、結婚式をはじめとしたフォーマルな席でおこなわれることになります。

このように手締めというのは時と場合によって使い分けていかなければいけないのです。

正しい使い分けを実践して、失礼のないように手締めをおこなっていきたいものです。

まとめ

今の時代、一本締めを間違っている方は非常に多い傾向にあります。

特に、一本締めと一丁締めを混同してしまっている方は少なくありません。

それぞれでやり方も意味も違ってきますので、三本締めなども含めて手締めというものを正しく使い分けていくようにしましょう。

手締めは日本ならではの習わし、風習です。

だからこそ、正しく理解して、どのようなシーンでも正しく使い分けができるようになっておきたいものです。

最後までお読みいただき有難うございました。



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